このイベントは終了しています。イベント詳細は、実施当時の告知ページを再現しています。

明星大学ジョブヨク

2024年12月7日 14:00〜17:00

  • 開催日:2024年12月7日(土)
  • 開催時間:14:00〜17:00
  • 主催団体:就活応援サークルEADS
  • 開催形式:トークイベント
  • 外部ゲスト:社会人5名(内、明星大学卒業生は1名)
  • 入場料等:なし(交流会については有料)

主催者に会いに行こう!

元々、経済学部の公認団体だった「就活応援サークルEADS」。経済学部の公認をあえて外れることで、その活動を学内・学外に大きく拡げています。そして、拡がった活動を展開する場としてMEISEI HUBを生かしてくれています。今回は、学外の人たちとも連携した『ジョブヨク』という活動を、明星教育センターがリポートします。(取材日:2025年1月24日 本文中にある所属等は取材日時点のものです)

経済学部の公認団体を離れて、かえって自由になった

久保田さん:就活応援サークルEADSの代表をしています久保田と言います。教育学部教育学科小学校コースの2年生です。この団体はもともと経済学部の公認団体でしたが、自分が代表になるにあたって、公認を降ろしてもらいました。そこで名前も「就活応援サークルEADS」と変えました。

公認団体の頃は、公認の安心感もあったのかも知れませんが、活動自体は週1回のミーティングもほとんど人が集まっていない状態でした。そこで、自分が代表になるこの機会に、面白いサークルに変えようと思い、いくつかの新しいトライをしています。

学内的に言えば、明星大学のOB・OGを交えたトークイベントとして『未来応援プロジェクト』。そして大額を超えた交流として『ジョブヨク』。その他にも『タマコン』という地域創生系のコンテストに参加したり、文化祭に参加したり。とにかく積極的に動こうとしています。

『ジョブヨク』は、いろいろな大学(早稲田大さんや青学、神奈川大など)や、企業、個人など色々な人が関わっています。僕らは明星大学として関わっていて、MEISEI HUBで開いたイベントもその流れにあります。

左:教育学部教育学科2年 久保田幸喜さん 右:経済学部経済学科2年 盛上良太さん

公認団体を離れるのは、実は大変だった

盛上さん:経済学部経済学科2年の盛上です。ウチのサークルは、久保田も言っていたように、もともとは経済学部の公認団体だったのです。ただし、今は10人以上のメンバーがいますが、ほとんどが教育学部とか理工学部とか、なぜか経済学部が一番少ないんですよ。だから、公認団体を外れるのは、それほど抵抗感はありませんでした。

ただ、実際に公認団体を外れると、色々な点で困ったことが生じて。例えば、教室を借りるのも一苦労なんです。先生を頼れないし、そもそもイベントが長時間になると、授業との兼ね合いで教室が借りられないのです。

今回のイベントは、当初は東京近辺のオフィスを借りようかという話もあったのですが、直前で場所の確保が上手くいかずに。それで、困っていたらMEISEI HUBの方が相談に乗ってくださって。もう、募集は締め切られていたんですが、「予算は下りないけど、場所は確保するよ」と仰ってくださって。最終的には、追加募集で予算も付けていただいて、本当に助かりました。

「お金の話」なんて、今まで誰もやったことない!

久保田さん:明星大学で『ジョブヨク』をやってみよう、ということでテーマを探すところから始まりました。EADSは経済学部の公認団体を外れたので、せっかくだから今までやれなかったようなテーマをやってみたいと思いました。そこで出てきたのが「お金」。みんなお金をどうやりくりしているのだろうという単純な疑問から始まって、それは面白そうだと盛りあがりました。

『ジョブヨク』は先ほどお話しした通り、他の大学などで300回以上、開催されています。ところが今まで「お金」というテーマは一度もやったことが無いそうです。

当日は、社会人の方が5名ほどに学生が10名集まり、少人数なんで結構深い話を聞けました。お金でのしくじり話なんかもありましたし、学生と社会人の金銭感覚の違いがハッキリと出てきましたね。もともと、準備段階からポップな感じというか、考えすぎない雰囲気をつくろうと思っていました。そのせいか、社会人の皆さんから色々な本音の話を引き出せて、参加者も満足してくれました。

盛上さん:イベント自体は話も面白く、非常に良かったと思います。それだけにもう少し人を集めたかったです。日程がなかなか決まらなくて、それが原因と言うところもあります。日程が決まらなかったことで、テーマ内容の摺り合わせ、発表スライドの準備、リハーサルなどすべてにおいて準備しきれず、そこは悔いが残るところです。

でも、無理してでも『ジョブヨク』イベントを実施したことで、サークルに参加してくれた人たちが、来年は手伝いたいと言ってくれています。一時はサークル自体に人が集まらず、活動も低調になっていたので、やっぱり無理してもカタチのある活動をすることって大事だなと思いました。

当日の参加した学生の生の声をお聞きください。

  • 様々な社会人、学生の方々とお話できていい経験になりました !私はお金の使い方が荒い自覚があるので気をつけようと思います!
  • ゛お金しくじり先生゛がとても良かった。盛り上がったしためになった。
  • とてもフランクに話すことができてとても楽しかったです。様々な人の貴重な経験を聞けてとても興味深かったです。楽しかった!!
  • お金 そのものについてだけではなくお金を通じて学ぶ新たな価値観も多く、良い刺激になりました。

参加してくれる人たちに「やりたいことができる」環境をつくりたい

久保田さん:前にお話しした通り、代表になって一番に思っていた事は「どうしたら面白いサークルにできるか」ということでした。僕らのサークル、活動としてはマジメなので、面白さはどうやったらつくれるんだろうと。

そこで、「参加してくれる人が、それぞれにやりたいことができる環境をつくろう」と思いました。例えば盛上くんだったら人前で話す機会を増やすことだし、今の1年生だったら文化祭を頑張りたいとか。メンバー全員に話を聞いて、全部それやろう、実現しよう、と考えてきました。

もちろん、具体的な仕事でも、それぞれの力が発揮できる部分を頑張ってもらって。そうして、各々がやりたい活動が集まって、僕らなりの『ジョブヨク』が表現できると思ったんですね。

盛上さん:来年は久保田くんが留学なのですが、この流れを継続していきたいと思います。1年生も育ってきていますし、自分も頑張って行きたいと思います。

MEISEI HUBの環境、つかわないのはもったいない。

久保田さん:最後になりますが、今回はサークルの位置づけも変わったし、日程もなかなか決まらなくて大変だったのですが、そんなときにMEISEI HUBの皆さんにとても助けられました。

募集の段階でけっこうアバウトでも、学生の「何かやりたい」を大切に、いろいろ相談に乗ってもらいました。こういう場所って、申し込む段階でガッチリと詰めていないといけないと思うじゃないですか。ところが、曖昧な段階でも相談に乗ってくれて、学生に寄り添った環境だなあと思いました。

盛上さん:今回はギリギリだったけど、ある程度の金銭的な支援もいただいたし、すごく学生に寄り添ってくださるなあと、自分も思いました。融通も利くし、まずは相談してみるというのも良いかも知れないですね。