- 開催日
- 第1回プレ演奏:2024年7月9日(火)
- 第2回プレ演奏:2024年11月25日(月)
- 本公演:2024年11月30日(土)
- 主催団体:教育学部教育学科音楽祭実行委員会
- 開催形式:音楽パフォーマンス
- 外部ゲスト:なし
- 入場料等:無料
主催者に会いに行こう!
『音楽祭』。シンプルな名前のイベントですが、このイベントの特徴は2回のプレ演奏会を組み込んでいることにあります。その狙いは何か?そして、効果は?MEISEI HUBを使う上でのヒントがいっぱいの舞台裏を明星教育センターがリポートします。(取材日:2025年1月23日 本文中にある所属等は取材日時点のものです)
音楽祭、実は「学校行事のシミュレーション」なんです
教育学部音楽コース2年の小澤桃菜です。
『音楽祭』というイベントは、教育学部音楽コースの主催で長く続けてきたのですが、今年から学部にかかわらず教員免許の取得を目指す人にも実行委員の門戸を開いたところです。何故かというと、このイベントは「学校行事に向けた経験を積む」という狙いがあるからです。学校現場に入ると、合唱コンクールとか、そういう行事を回さなくてはなりませんから、そういう行事運営の体験ができる機会を提供したいと考えているんです。
MEISEI HUBを使うことになったのには色々な経緯があります。もともとはシェイクスピアホールで開催させていただいたのですが、耐震工事の関係で使えなくなり・・・。それで音楽コースが使っている教室でやったのですが、どうしても集客に不利で・・・。
それで今年からMEISEI HUBを使わせてもらうことになりました。MEISEI HUBなら人通りも多いし、なによりピアノが設置されているので、音楽イベントも開きやすいかなと思いました。

本公演だけじゃない。リハーサルから使えるから有り難い。
実は本番の日程が土曜日になったので、MEISEI HUBに期待していた集客の面では少し残念な結果でした。広報活動も教育学部センターまわりだけになってしまったし。MEISEI HUBの方にチラシを置かせてもらったり、告知ポスターを貼ってみれば良かったかも知れません。次回は、そのあたりの日程調整や広報活動を直していきたいと思います。
ただ、事前に2回、プレ公演にMEISEI HUBを使わせていただいたのは助かりました。第1回目は実行委員会のメンバーでバンドを組んで、実際に音響とか、機材のチェックを行いました。私たちはプロでは無いですし、本番と同じ場所で実際に音を出してチェックしないと分からないですよね。やっぱり音響が一番難しい。実際にスピーカーの配置とか、音のズレとか、色々な問題が発見できました。本番だと焦ってしまうし、事前に余裕を持って使える柔軟さはMEISEI HUBの良いところですね。
本番当日、本番の直前にも予告も兼ねてリハーサルを公開しました。この時はけっこう足を止めて聞いてくれる人がいました。ちょっと聞き流す程度でも、演奏を聴いてもらえるのは嬉しいですね。
教職を目指す人、実行委員として参加してみませんか
音楽祭の実行委員の門戸を拡げたばかりなので、すぐに結果が出るわけじゃ無いですが、色々な学部で教職を目指す人に集まってもらって、色々な視点からの意見が集まるようにしていきたいですね。
そのためには、音楽祭を見てもらうだけでなく、私たちの狙い(学校行事の疑似体験)も、もっと知ってもらう必要があると思います。音楽祭というとパフォーマンスが主役なんですが、私たちの音楽祭は実行委員も主役。教員を目指す人に、どんどん実行委員として参加して欲しいです。よろしくお願いします。
もちろん、パフォーマーの方も大歓迎で、一緒に音楽祭を大きくできたら最高です。

MEISEI HUBで、もっと他の団体ともつながりたい
MEISEI HUBは、人も多いし、使い勝手も融通が利く、良い施設だと思います。でも、音楽専門に設計されているわけではないから、音響はなかなかクセがあります。照明とか装飾とかも、できることできないことがあるし、もう少し工夫できればという気持ちがあるのも確かです。
ただ、私たちの団体でできること、蓄えられる知識や経験には限りがあります。MEISEI HUBを使う団体が、横につながって情報交換をできるような、そういう機会があっても良いかも知れませんね。機材だって、使う側からの意見で、より便利なものを整備することもできると思いますし。
MEISEI HUBが、来る人のHUBだけでなく、使う人のHUBにもなれば良いですね。
