- 開催日:2024年6月28日(金)
- 開催時間:18:00~19:30
- 主催団体:明星大学国際コミュニケーション学科 菊池ゼミ
- 開催形式:トークショー
- 外部ゲスト:矢野デイビットさん
- 入場料等:無料
主催者に会いに行こう!
アフリカとMEISEI HUBをZOOMでリアルに繋ぐ”Rainbow Africafe”. 通信インフラの違いによる回線トラブルと格闘しながらも、その向こうには楽しい出会いが溢れていました!その舞台裏、明星教育センターがリポートします。 (取材日:2024年12月23日 本文中にある所属等は取材日時点のものです)
MEISEI HUBはみんなに「開かれて」いる
国際コミュニケーション学科(菊池ゼミ)4年の内藤です。
Rainbow Africafeは、モザンビーク、ガーナ、そして日本をZoomで繋ぐトークイベントです。明星大学の教育目的である「世界に貢献する人」が、アフリカの大地で何を見たこと感じたこと、その経験は未来にどう繋げるのかをゲストや来場者とともに語るという菊池ゼミ主催の企画でした。
Rainbow Africafeは2023年の第1回からMEISEI HUBのお世話になっていますが、昨年留学していた私には初めての体験。普段の教室と比べるとMEISEI HUBは広いので、そこは緊張しました。一方で、他の学部の人も観に来てくれるかなという期待もありました。

ゼミで学んだアフリカの魅力を多くの人に伝えたかった
(国際コミュニケーション学科3年 鹿貫さん)

国際コミュニケーション学科3年
鹿貫さん
菊池ゼミに入ってアフリカのことを実際に学ぶなかで、その魅力をもっと多くの人に伝えたいと感じていました。
イベントではMCを務めました。アフリカは多くの人にとって馴染みが薄い場所。言葉ひとつとっても分からない、伝わらない場合があります。そうしたギャップを疎かにすると話が入ってこないこともある。そういう基本的な情報を伝える大切さを痛感した良い機会になりました。
多くの人が足を止めてくれた。MEISEI HUBでやった効果!
内藤さん:開催は金曜日の夕方というか夜にかけて。集客が心配でしたが、ゼミ生を除いて5、6人の方が座って参加してくれましたし、何より立ち止まって様子を見てくれる方が多かったのが本当に嬉しかったです。
イベントの目玉は、「Zoomでアフリカと日本を繋ぐ」こと。ただ、通信環境が必ずしも良い国ではないので、回線トラブルや遅延に苦労しました。それでも事前に準備した甲斐もあり、全体的に盛りあがる内容に仕上がりました。また来年も続けたいねとゼミで話しています。

来年は目と耳でも感じるRainbow Africafeに
鹿貫さん:今回のイベント、自分的に楽しかったので、次回はもうちょい人を集めたいです。
今回、MEISEI HUBでやって分かったことは、直接関係ない人が足を止めてくれたこと。この人たちをもっと惹き付けることが来年の課題ですね。
例えば民族衣装を着たり、アフリカ音楽を流したり、会場を飾り付けて、もっと「ザ・アフリカ」を感じてもらえる演出をしたいですね。
また、広報にも力を入れたいですね。魅力的なチラシをつくるなど、自分も積極的に関わりたいと思っています。

現役とOBのつながりを大切に
(明星大学卒業生 矢野デイビットさん)

明星大学卒業生
矢野デイビットさん
(39歳のミュージシャン・ナレーター)
今回のイベントではゲストで参加させてもらいました。僕もガーナ出身で、向こうで学校を建設していることもあって、年に一度はガーナに帰っています。欧米やアジアに比べて、アフリカに対する日本の関心は薄い。だからこういうイベントに参加できるのは嬉しい。何より大学の後輩達が頑張っている姿が心強いよね。OBとして現役の学生と交流する機会は少ないから、これに限らず、色々な接点が生まれると良いよね。
イベントを通じてゼミが成長する
内藤さん:イベントというと外への働きかけの話が多いですが、実は中にも大きな効果があるんです。まずイベントを通じてゼミの結束が強くなります。実はこのイベントまで鹿貫さんと喋ったこともなかったんです。今では信じられませんよね。
イベントを行うまでには色々な仕事があります。その過程で、ゼミだけでは見えない個性や得意が見えてきます。意外な一面を知ることもあり、ゼミの関係性が一層深まりますね。
イベントを通じて、国外の人や、OBと繋がり、そしてゼミ内の繋がりも豊かになる、良い体験だったと思います。
来年も後輩たちの活躍に期待しています。
